
2007年4月にオープンした重症心身児(者)施設です。「すくよか」は、800人程の重度に知的な障害をもつ人々が暮らす大阪金剛コロニー内に、特に日常的に医療ケアが必要な約100人の生活を支援する施設として作られました。既にコロニー内ではシンボルが案内表示用サインとして利用され、生活者と支援者のコミュニケーションに役立っています。今回は「スヌーズレン室」「心電図室」など計9点が、コロニーのAAC*研究班の協力で新たに制作されました。(*AAC:Agumentative and Alternative Communication=拡大・代替コミュニケーション)
このような施設は、言語表示が利用しづらい人々が生活の主体であり、その人々に合わせたサイン掲示は当然とも言えますが、UD(Universal Design)の視点に立てば、街の施設においても同様の目線(弱者に合わせる)が望まれます。将来「言語の案内表示には必ずピクトグラムサインが伴う」というルールが社会一般に浸透したとき、コミュニケーションのハンディへの対応は車椅子ほどに肩を並べたと言えるかもしれません。
コミュニケーション弱者は外見からは明確でない場合が多く理解しづらいものです。その点はUD活動にもっと取り入れられて行くべき点のひとつかと考えます。
場所:重症心身児(者)施設「すくよか」(大阪市富田林市)
写真提供:大阪府障害者福祉事業団 大阪金剛コロニー AAC研究班 小林美津江氏
データ:http://pic-com.jp/images/konngoukoronii.pdf 重症心身児(者)施設「すくよか」案内サイン

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