都立港養護学校が学習環境作りに写真やピクトグラム・サインを利用しています。校長室や教室などをピクトグラムでサイン化、また写真も利用し、自閉症児のための「構造化」と言われる手法と連携させた教育が行われています。
自閉症、知的障害など発達障害のある子供達への視覚シンボルの有効性は実証されてきました。ちなみに写真をシンボルとして利用するには概念化の能力を必要とし、反対にピクトグラムのような絵のシンボルは概念化を支援します。校長室のサインとして写真を使うと貼り変えが必要ですが、ピクトグラムシンボルであれば不要かもしれません。さらに、コミュニケーションボードにも使えますのでサインとの相乗的な学習効果が期待できます。絵の視覚シンボルは多種あり、ピクトグラムシンボルもその一つですが、他と異なる利点の一つにサインと共用化が図れるということがあります。
多くの養護学校が同様な手法を取っています。惜しむらくは、先生方によって利用する視覚シンボルが違うことです。スウェーデンではピクトグラムシンボル(PIC)の利用が国によって行われています。日本はここでも市場原理が働いているようです。UD(ユニバーサルデザイン)の思想からも言えることですが、社会全体でのサービスや効果という視点からは統一された方が良いと思われます。JISコミュニケーション絵記号はその第一歩です。
学びの場.com HP:
http://www.manabinoba.com/index.cfm/4,8727,76,html
JISコミュニケーション支援絵記号のダウンロード(共用品推進機構)HP:

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