ピクトグラムの会に神奈川県教育委員会より高校用の副教材「人権学習ワークシート集」が届きました。「人権とは何か」を考えさせるきっかけのひとつとしてピクトグラムが取り上げられています。「すべての人々の人権」といったときの「すべて」の中に積極的に「ことばにハンディをもつ人々」を入れたということであり、そうした人々が利用できるコミュニケーション方法を知ろうということのようです。そうした人々の立場に立つ想像力、彼らとのコミュニケーション能力を培うことが今の時代は求められるということでしょうか。教材は「異文化を体験しよう」「コミュニケーションを考えてみよう」・・・「ことばの壁」「共生を考える」までの10章があり、それらは直接的ではなく「人権」という硬いテーマを取り囲んでいる材料を提示して触れ合うぐらいのところで考えさせてくれます。
おそらく、子どもへの差別や人権に関する教育でもっとも大切なこととは「触れ合う」ということでしょう。たとえば障害のある子とない子が同じ空間、学校敷地内で学ぶことで日常的な交流が生まれ、自分の肌で、ことばが不自由とはどういうことかが感じられるはずです。そうした経験は幼ければ幼いほど良いのではないかと思われます。このワークシートが、そのような触れ合いの機会を増やす一助となれば良いですね。
資料提供:神奈川県教育委員会 三ツ堀氏
かながわの教育HP:http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/40/4020/index.html
